2011年2月9日

デモ版がいらなくなった理由

  • 「ハードウェアの進化速度」が「ゲーム処理が重くなる速度」を追い抜いている。今はミドルレンジGPUでも最新FPSを最高設定フルHDで問題なく動かせる。従って動作確認をする必要がなくなった。
  • 日本でも洋ゲーの情報が豊富に手に入るようになり、文献や動画を漁ることでゲームの脳内疑似体験が容易になった。従ってデモ版でお試しする必要がなくなった。
  • ダウンロード販売と投げ売り戦略の成功により、多くのゲーマーが積みゲーマーと化した。積みゲーマーは「製品版」を遊び切る暇すらないので「デモ版」でお試しする時間など尚更ない。
  • ダウンロード販売を利用すれば安くものが手に入るので、一々古いバージョンのまま放置されたデモ版でお試しするより、さっさと製品版を買ったほうが何かとスッキリする(そして際限なく積みゲーが溜まっていく)

興味深いことに、Steamやブロードバンドといったものの普及により、デモ版を落とすのは昔より遥かに楽になっている。ほんの十年前まで、最新ゲームのデモを落とすには一晩中PCをつけっぱなしにしておく必要があった。しかし今ではFileShackなりBig DownloadなりでゲストとしてDLすれば10分で落ちてくる。にも関わらず、我々はデモ版を必要としなくなっている。


カテゴリ: エッセイ — タグ: — 7:44 AM


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